建築レポート | アパート |
アザーレ・シド向ヶ丘遊園
2024.10.24
今再開発で人気沸騰中のエリア♪
小田急線「向ヶ丘遊園」駅の近くに新しいアパートの建築を始めました!
ひとりでも、ふたりでもちょうどいい、
ゆとりのある生活を楽しんでいただけるようなシリーズです。
今回の物件は1Kと1LDK混在するタイプになります。
本日配筋検査が無事合格して、基礎工事が始まります!
基礎コンクリートの養生期間が終わり、枠をバラしました。
現在、先行配管を行っています。
■先行配管とは?
建造中の建物の壁内に配管をあらかじめ設置する施工方法です。外回りや床下に給水・排水などの配管工事をする工程で、床ができた後だと、狭いスペースでの作業になるため効率も落ちるので、土台敷き前に設備配管工事をするのが一般的です。グレーの太い配管が排水用で、青が水、赤がお湯となっています。(どこへ続いているか分かるように、”UB=浴室、K=キッチン…”と書いてあります。)
複数の大工さんたちによって上棟作業が行われています。
今回の建築現場は道路下の土地なので、作業の全貌を足場に上らずとも上から眺めることができます。
■上棟とは?
柱や梁など建物の基本構造が完成し、家の最上部で屋根を支える“棟木“(むなぎ)と呼ばれる木材を取りつけることを指します。
上棟作業とルーフィングが完了しました。
■ルーフィングとは?
ルーフィングとは、下葺き材とも呼ばれる屋根材の下に敷く防水シートのことです。 雨水を屋根内(屋根裏)に入れず外(軒先)に流す役割を持ちます。屋根の施工では、どの部材を施工する時も”軒先から棟へ”、”下から上へ”と施工します。
下から上へ重ねることで、水の侵入を防ぐ為です。
金物検査が終了致しました。
■金物検査とは?
中間検査のひとつです。ここで言う金物は建材の接合部などに取付を行う金属の部材をさしており、図面通りに金物が正しいものが正しい位置に取付されているか等の検査になります。
断熱検査が終わりました。
検査時の一般的なチェックポイントは
・断熱材の種別
・断熱材の厚さ
・断熱材の留め付け状態
・断熱材の隙間処理
・断熱区画の状態
・防湿シートの設置状態
です。
外壁は紙貼りが終わりました。室内は木工事済みです。
■紙貼りとは?
外壁への防水紙貼り工事をさしており、雨水から建物を守り、寿命を延ばす役割があります。透湿防水紙を使用すると、湿気は通過しますが水は通さず、遮熱の効力もあります。防水紙が貼られたら、それを押えるように胴縁を取り付け、胴縁に釘を打つように外壁サイディングを行います。
外壁サイディングも終わり、クロス工事(壁紙貼り)を行っています。
ほぼ完成形が見えているのですが、ここからまだ1ヶ月近く工事は続きます。
壁紙をきれいに貼るために石膏ボードの継ぎ目やビスの穴をパテで埋めています。
室内のクロス貼りが完了しました。
よく見るとロフトの壁に正方形の穴が開いています。
こちらの物件は猫共生型賃貸住宅なので、これから壁沿いに猫ステップやキャットウォークを設置予定となっています。
9月5日に完了検査を受ける予定です。
階段の塗装と消防検査が終わりました。