建築レポート | アパート |
アザーレ・ディオン読売ランド前
2024.10.04
ひとりでもふたりでもちょうどいいアザーレ・ディオンシリーズの新しい物件の建築が始まりまいた。不定期に現場の状況をお伝えしていきますね。
着工して、遣り方中です。
■遣り方(やり方)とは?
基礎工事を行う前に、敷地内の建物の位置・柱や壁の中心線・高さ・水平といった基準を正確に設定する仮設工作物です。遣り方(やり方)は、建築図面に表記されている「通り芯」という線を、建設予定地に表す作業でもあります。柱や壁の中心を通って一直線に建物を分断する「通り芯」は、どこに何を作るかの基準となります。
防湿シートを貼って、捨てコンを打設しました。
この工程は地面からの湿気が基礎内へ侵入するのを防ぐために行います。すき間ができないように気をつけながら全体に敷いていき、その後、外周部に捨てコンクリートを打設します。捨てコンクリートには、基礎配筋の墨出しや、防湿シートの固定と密封などの役目があります。
配筋施工中です。5/29に配筋検査を受ける予定です。
■配筋検査とは?
基礎の鉄筋が正しく配置されているか、本数に間違いはないか、ずれはないか、といった点をチェックする検査のこと。
基礎コンクリート打設中です。
写真の通り、大型の車を使った作業なので、近隣の道路を一時的に通行止めにして行います。
近隣住民や配達の業者さんなどにご理解とご協力をいただきながら工事を進めていきます。
土台敷きを行いました。これから足場を組み立て、6/15から上棟を予定しています。
■土台敷きとは?
基礎コンクリートの立上りに土台(基礎コンクリートと1階柱の間に設置する材木のこと)を設置し、土台と土台の間に大引(1階床を支える材木のことで、大引の端部は土台に固定する)や根太を組んでいくことにより、1階床の骨組みを作る工程です。
こちらは上棟途中の写真です。
柱一本一本に設計図面通りに、「いろはにほへと」と数字が組合せた番号がふられて、
設計図面の通りの場所に配置してから上棟の作業が始まります。
職人さんが何人も集まって、2~3日をかけて作業していきます!
木工事が始まりました。
木工事とは木材を使った工事の総称で、大工さんが行う「大工工事」もほぼ同じ意味として使われています。木工事は細かく分けると構造工事・下地工事・造作工事の3つに分類されます。
防水検査と断熱検査を同日に行いました。
■防水検査とは?
上棟後、外壁面に透湿防水シートが施工されます。透湿防水シートは、建物の外側から外壁内部へ侵入してきた雨水を防ぐためのもので、雨漏りを防ぐために非常に重要な役割を果たします。よって、防水工事(外壁防水シート)の検査も非常に重要なものです。
■断熱検査とは?
壁や天井などに使用されている断熱材の施工状況を確認します。 断熱材の種類や厚さ、隙間、防湿シートや気密シートの施工状況などをチェックします。
外壁サイディング中です。
透湿防水シートの上にある板は胴縁と言われるもので、胴縁は外壁を施工する際の下地材になったり、外壁と下地材との間に通気層を設け、外壁下に通気を取るために施工されます。
木工事が無事に完了し、現在はクロス工事の準備を進めています。
この物件は広々とした対面式キッチンが特徴で、
開放感のあるお部屋となっています。
また、ねこ共生物件として設計されており、
写真に写っている棚は収納だけでなく、
キャットウォークとしても使える工夫がされています。
従来の可動棚とは一味違うおしゃれなデザインになっており、
ねこたちにもぴったりです!
完成が待ち遠しいですね♪
現在外構中です。内装は完成しています。
キャットウォークにもなる棚がおしゃれで住みたくなる建物に仕上がりました。