建築レポート | アパート |
アザーレ・パッシオ鴨居
2024.10.25
JR横浜線「鴨居」駅徒歩15分の立地にアパートの建築が始まりました。これから不定期に作業の進捗をレポートしていきます。
基礎工事中です。防湿シートを設置しました。これから捨てコンクリートを打設します。
地面からの湿気が基礎内へ侵入するのを防ぐための工程で、すき間ができないように気をつけながら全体に敷いていき、その後、外周部に捨てコンクリートを打設します。捨てコンクリートには、基礎配筋の墨出しや、防湿シートの固定と密封などの役目があります。
基礎工事中です。配筋検査は9/9に受ける予定です。
■配筋検査とは?
基礎の鉄筋が正しく配置されているか、本数に間違いはないか、ずれはないか、といった点をチェックする検査。
基礎の枠バラシが終わり、先行配管が始まりました。
■先行配管とは?
先行配管は建造中の建物の壁内に配管をあらかじめ設置する施工方法です。外回りや床下に給水・排水などの配管工事をする工程で、床ができた後だと、狭いスペースでの作業になるため効率も落ちるので、土台敷き前に設備配管工事をするのが一般的です。
先行配管が終わり、土台敷きが始まりました。
基礎コンクリートの上にある黒いゴム製のものは基礎パッキンといい、基礎内部の通気を保つ役割をもっています。
■土台敷きとは?
基礎コンクリートの立上りに土台(基礎コンクリートと1階柱の間に設置する材木のこと)を設置し、土台と土台の間に大引(1階床を支える材木のことで、大引の端部は土台に固定する)や根太を組んでいくことにより、1階床の骨組みを作る工程です。
上棟作業を行っています。本日中に完了予定です。
上棟作業が終わり、屋根工事中です。
屋根工事は、上棟後すぐに雨に濡らさないように行われます。
屋根工事の主な内容は
①屋根の傾斜に沿って垂木の上に野地板を設置する
②野地板の上にルーフィングと呼ばれる防水シートを張る
③屋根材(瓦やスレート、金属など)を設置する
④屋根の頂点部分(棟)に換気部材を取り付ける
となります。
防水検査を受け、指摘なく通過しました。
■防水検査とは?
上棟後、外壁面に貼られた透湿防水シートが正しく施工されているかを確認する検査です。
透湿防水シートは、建物の外側から外壁内部へ侵入してきた雨水を防ぐためのもので、雨漏りを防ぐために非常に重要な役割を果たします。
ダクト部分の防水テープの貼り方も検査の対象になっています。