建築レポート | アパート(販売実績) |
アザーレ・クオン中河原
2023.04.15
京王線中河原駅近くの閑静な住宅街で長屋の建築を始めました。
長屋と聞くと、江戸時代など
建て連ねた日本家屋のイメージが強いかもしれませんが、
現代では共同の廊下・階段がない共同住宅を長屋と定義されています。
2階建てや3階建てになる建物は重層長屋と呼ばれてます。
また、タウンハウスやテラスハウスなど様々な呼び方があります。
配筋検査が無事通過し、
基礎の立ち上がり枠組み中です。
配管、点検と床下の通気を確保するために基礎立ち上がりを設けてます。
基礎立ち上がり部分の型枠が配置されるため、
図面通りの基礎の形状が施工しています。
基礎と基礎の上に敷く土台を緊結するための補強金物「アンカーボルト」も
コンクリート打設前のタイミングに設置します。
先日上棟完了し、外部ボードと屋根のルーフィングが貼り終わりました。
ルーフィングとは屋根を構成する部分のひとつで、下地木材の上に直接張りつける防水機能をもったシートのことです。
屋根材の間から侵入してくる雨水を、下地に染み込まないように守る役割を果たしています。
明後日は中間検査です!
室内木工事と断熱工事中です。
天井、壁から床まで、断熱材を隙間なく敷き詰めてます。
断熱材の施工がすべて完了したら、
外部の調査機関にチェックしていただく断熱検査のほか、
自社の施工品質監査も行います!
断熱検査及び自社監査が無事に終わり、
ボード工事が始まりました。
左の写真のように、断熱材の上にボードを張り、壁を作ってます。
ボードを張り終わった後はクロス張りの下準備に移ります。
ボードとボートの間を隙間や、固定用の釘で凹凸ができた部分をパテでフラットに修正する作業です。
サイディング張り終わり、
外壁材と外壁材の間の隙間や開口部分を填充すコーキング工事をしているところです。
ただ隙間を埋めることだけではなく、外壁材同士を繋いで、
気温や湿度等の外的要因で伸縮したり、地震、車によって振動した時に、
外壁材を追随して、建物全体の気密性と防水性を高めるために非常に重要な材料です。
3月末にて竣工し、その後入居手続きや引っ越し等、
新生活のお手伝いでバタバタしてました。
こちらが外構工事を含めてすべての工事が完了した後に撮った写真です。
入居者のみなさまが快適な新生活を過ごせるように全力でサポートいたします。