コラム | 不動産 |
投資について Vol.3【メリットとデメリット】
2020.09.17
豆知識もVol3になりました。
ここで、不動産投資についてのメリットとデメリットをお話します。
税金対策でのアパート所有、老後の資金に、など不動産投資の理由は色々耳にしますが、実際、不動産投資をするメリットとデメリットは何か?投資を始めようと考える方は不安になる部分ですよね?
ざっくりではありますが、ご紹介していきたいと思います。
安定した収入
不動産投資は、株式やFXなどに比べ、値動きが安定しています。
入居者が日ごとに変わる事はありませんし、基本的には一人の入居者から年単位で収入を得られます。
「投資」の中でこの安定性は魅力があります。
不動産投資は、長い目で見て安定して収入を得ることができます。
税金対策
税金対策にも効果があります。
例えば、建物の価値は新築当時に比べ、築年数が経つにつれて建物の価値が減価していきます。そこで、減価償却により所得からマイナス分を引けば、所得税などを減らす、または0にするなどの効果があります。
ちょっと脱線して税金のお話になりますが、
減価償却とは、『固定資産を分割して費用としていく。』という事です。
経年劣化等で建物の価格が低下するとみなします。なので、この減った建物価格の分だけ固定資産の残高も減らそう、というもの。※実際には、こまめな修繕やメンテナンスをすることで、何十年も建物の価値を保つことが可能です。
しかし、会計の考え方では、例えば「10年使うものは10年かけて減価償却費にしよう」というのです。
同時に、費用となった分だけ建物に貯金をしているような状態になるんですね。
確定申告時には理解しておいた方がいい知識になりますよ。
相続税対策
投資用の不動産は相続の時に一定の条件を満たした場合には評価額を50%も減らせます。
日本の相続税は高い!と言われますが、不動産を所有することは相続税対策としても有効なのです。
運用に関するリスク
空室が出ればその分収入が減る事になりますので、投資額の回収期間が延びることになります。
しかし、その間もかかる費用はさして変わりません。それどころか、賃貸募集の期間が長引けばその分費用はかさみます。
退去は発生しますが、空室期間を最低限で抑える事はアパート経営での重要な課題です。
融資を受けるリスク
融資を受ける場合には金利の種類や情勢によってもリスクが変動します。
融資期間をより長期で組むことにより、月々の抑え、リスクヘッジを図ることができます。
営業担当や銀行の担当者とよく相談し、物件や支払い内容に合わせた融資を決める事が重要になります。
いかがでしたか?
さまざまなメリット、デメリットがありますが、不動産投資に関しては、運用、融資、税金など様々な知識が必要になります。
それらを理解する事が、リスク回避にもつながるからです。
不動産投資に詳しいアドバイザーやファイナンシャルプランナーなど第三者からアドバイを得る機会もきっとプラスになりますよ。
勿論、アゼリアホームの社員へのご相談もお待ちしております。