コラム | 不動産 |
投資について Vol.2【利回りについて】
2020.01.30
投資物件を探す時、最重要なのは利回りです。
利回りが良ければ、どんなに遠くの物件でも構わない!
というお客様もいらっしゃるくらい、欠かせない情報のひとつです。
では、そもそも利回りとは何か?
利回りとは、簡単に言ってしまえば
『1年の家賃収入÷物件価格』が利回りです。
例えば、年に500万円の収入がある物件を5000万円で購入した場合、利回りは10%になります。
500万円の収入から、購入時のローンの支払い、管理料などの
ランニングコストを差し引いて、残ったお金がキャッシュフローと呼ばれるものです。
利回りが高ければ高いほどキャッシュフローが大きくなり、
安定した賃貸経営をしていくことができるようになります。
そのため、投資物件を購入する時にはまず利回りを見ます。
しかし、広告などに記載されている利回りは「表面利回り」と呼ばれています。
何故、「表面利回り」と呼ばれているのか?
何故なら、利回りだけで利益は確定せず、
不動産を所有すれば税金を始めとして様々なお金がかかります。
賃貸の募集広告に「インターネット無料!」と謳われている物件がありますが、
これはオーナー側がインターネットの料金を負担しています。
昨今、ほとんどの人がスマートフォンでインターネットをしていうため、
空室を出さないためのアイディアとして大変有効です。
家賃収入から、管理会社へ支払う管理費や、外部の水道や電気代等
ランニングコストを差し引いて再度計算をし直した利回りを「実質利回り」といいます。
物件を探す際に表示されるのは表面利回りの方で、
物件やオーナー様によって掛かる費用は様々なので、
実質利回りでの表示はできないのです。
物件に表示される利回りは、物件を探す指針とする目安です。
分からない事があれば、当社にご相談ください。